2024/10/01 00:08

輪針ケース Drops を作ってみよう!


輪針ケース Drops(ドロップス)製作キットはこちらから購入できます >>


【キットの内容】

一体型輪針ケース「Drops」大と小の型紙 計2枚

パラフィン加工の生地 計4枚(お好きなカラー)

両面接着芯 計2枚(「クモの巣」と呼ばれている剥離紙を剥がして使うタイプのもの)


用意するもの】

内布用のお好みの生地 (21cm×21cm)

ミシン糸

ミシン

アイロン

はさみ

チャコペンなど(または消えるペン)


出来上がりサイズ

大:18 x 9cm

小:14 x 8.5cm


輪針ケースDrops(ドロップス)製作キット 作り方

ここでは製作キットに入っている生地そのままの大きさで使う作り方を説明します。

大まかな流れを掴んでいただけたら、あとはお好きなやり方で。

キットの生地や両面接着芯を半分にカットして、ひとつずつ色合わせを楽しみながら作っても楽しいと思います。


このキットでケースが少なくとも4個作れます。

うまく生地を使うと6個以上作れるかも!



① 型紙を切ります

キットに入っている型紙は縫い代込みなので、線の通りにはさみなどでカットします。


AとBの2つのパーツができます。

② 組み合わせを決めます

キットのパラフィン加工生地から、ケースの表側と背側になる色を選びましょう。

内布にする生地(21x21cm)も用意しておいてください。


③ 背側の生地に内布を両面接着芯で貼り付けます

キットに入っている両面接着芯は、別名「クモの巣」と呼ばれている、剥離紙にシート状の糊がついているタイプのものです。

生地同士を貼り付ける時などに使用します。


【両面接着芯について】

雑貨向きの両面接着芯として不織布の両面に糊がついたものもあり、100均でも気軽に手に入ります。

ただどうしても不織布の質感が表に影響してしまいますので、自分の思った雰囲気に仕上がらない場合があります。


キットに入っている「クモの巣」タイプの両面接着芯は、手芸店やネット通販でも手に入れることができます。

生地の厚みや質感に影響せずしっかりと生地同士を貼り付けることができます。

仕上がりも想像通りになりますし、キレイです。おすすめ!




背側の生地の上に剥離紙を上にして両面接着芯を重ねます。

アイロンの中温で10秒程度、まんべんなく押さえます。

全体が冷めたら、剥離紙をゆっくりはがします。

糊がついた面に内布を重ねます。

アイロンの中温で10秒程度、まんべんなく押さえます。

全体が冷めたら、できあがりです。内布用の生地と背側の生地がくっつきました。



④生地をカットします

背側A、表側Bの型紙を使って、それぞれ生地をカットします。


★ワンポイント★

普通に作ると、パラフィン加工の生地2枚で大が2つ作れます。

でも型紙を互い違いに取れば、ギリギリですが3つ作ることもできるんです。

内布には、無地か、上下のない総柄の生地を使ってくださいね。

たくさん作りたい方はぜひお試しください!



⑤ミシンで縫い合わせます

クリップなどを使って、動かないように固定します。
タグや紐もこのときに位置決めしておきます。

生地端から5mmのところをぐるり一周縫います。

表側と背側の生地の重なりが終わる手前、写真の位置から縫い始め、最後に返し縫いをして終わります。


★ワンポイント★

・曲線部分は縫いにくいので、一目一目ゆっくりと。

針の入れ口は力がかかるので、境目に返し縫いを入れると安心です。

縫い代は5mmより大きく取りすぎると、針の出し入れがしにくくなりますのでご注意ください。


縫えました。完成です!


⑥仕上げ

切りっぱなしの生地端が気になる場合は、市販のほつれ止め液などで処理をしてみてください。
nuunuu nagara で使用しているのは写真のものですが、他にも色々あると思います。
ミシンの縫い終わりのところにチョン。
あとは内布だけが見える部分にスーッと塗っておくと安心だと思います。


<< おすすめアレンジ >>
・針サイズを数字タグやスタンプでつける
・針サイズごとに色分けしても
・ぶら下げれるようにヒモなどをつけて
・表を針が見えるよう透明ビニール生地に
・生地端が気になる場合はパイピング処理を
・フエルト(2mm厚)を使うのもおすすめです