輪針ケースDropsキットの作り方

出来上がりサイズ
大:18 x 9cm 小:14 x 8.5cm

【キットの内容】

一体型輪針ケース「Drops」大と小の型紙 計2枚

パラフィン加工の生地2色 計4枚

両面接着芯 計2枚
このキットでケースが4個作れます

用意するもの】

内布用のお好みの生地 (21cm×21cm)

ミシン糸

ミシン

アイロン

はさみ

チャコペンなど(または消えるペン)

① 型紙を切ります

キットに入っている型紙は縫い代込みなので線の通りにはさみなどでカットします。
AとBの2つのパーツができます。

② 組み合わせを決めます

キットの生地2色から、ケースの表側と背側になる色を選びましょう。

内布にする生地(21x21cm)も用意しておいてください。

③ 背側の生地に内布を両面接着芯で貼り付けます
  • 両面接着芯は、剥離紙にアイロンの熱で溶けるシート状の糊がついており、生地と生地をくっつけるのに使います。

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  • 内布用の生地は裏を上にし、その上に剥離紙を上にして両面接着芯を重ねます。

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  • アイロンの中温で10秒程度、まんべんなく押さえます。

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  • 全体が冷めたら、剥離紙をゆっくりはがします。

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  • 内布の糊がついた面を背側の生地に重ねます。

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  • アイロンの中温で10秒程度、まんべんなく押さえます。

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  • 全体が冷めたら、できあがりです。

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④ 生地をカットします
  • 背側A、表側Bの型紙を使って、それぞれ生地をカットします。

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  • カットした生地を重ねて、ぐるっと一周ミシンで縫います。

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⑤ ミシンで縫い合わせます
生地端から5mmのところをぐるり一周縫います。
表側と背側の生地の重なりが終わる手前、写真の位置から縫い始め、最後に返し縫いをして終わります。

<縫い合わせのコツ>

・曲線部分は縫いにくいので、一目一目ゆっくりと。

・針の入れ口は力がかかるので、境目に返し縫いを入れると安心です。

・縫い代は5mmより大きく取りすぎると、針の出し入れがしにくくなりますのでご注意ください。


完成です!

<< おすすめアレンジ >>
・針サイズを数字タグやスタンプでつける
・針サイズごとに色分けしても
・ぶら下げれるようにヒモなどをつけて
・表を針が見えるよう透明ビニール生地に
・生地端が気になる場合はパイピング処理を
・フエルト(2mm厚)を使うのもおすすめです


  • 輪針の入れ方にはコツがあります

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  • ざっくりと針とコードをまとめて、まずは針先から入れます

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  • そしてスルッと横にスライドするように、コード部分を親指で押し込みます。

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完成品の販売もしています!

型紙の無料ダウンロードサービスも行っています。

【お願い】

型紙そのものの販売(転売)再配布はできません。

この型紙をもとに作った作品は商用利用OKです。

最後に・・・
ずっと考えていた輪針ケース。
出来上がってみればとてもシンプルな作りのケースになりました。
簡単に作れるけれど、道具として愛着の湧く可愛さのあるケースです。

針の号数によって色を揃えてもいいですね。
たくさん作って編み友さんへの気軽なプレゼントにしても。

みなさんに長く愛されるケースになればいいなと思っています。

nuunuu nagara 一柳